Forest Baubiologie Studio,森林・環境建築研究所

 
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01 森林・環境建築研究所について

四つ角に建つ家

狭小住宅地の信号のある四つ角に建つ家。角に対して敷地を開くことで見通しの悪い四つ角の緊張感と窮屈感をやわらげ、車のアプローチの不便さと危険を取り除く設計をした。唯一の自然との接点は隣地の緑で、そこを小さな庭に連続させて内部に自然を取り込もうと思った。四つ角の喧騒から内部は隔離されているように外からは見えるが、中に入ると吹き抜けの上に緑の光が入る。そんな空間構成を考えた。

住宅は天井が美しくあるべきだと思う。小屋組みは理性的に、勾配天井は森林の樹冠のメタファーである。森の中の緑の光のさざめきが美しいように、光によって変わる天井の表情を想像しながら設計した。

●面積:敷地/116.76m²、建築/53.41m²、延床/101.95m² ●家族構成:夫婦

リビングから見える隣地の緑

左:玄関ホール吹き抜けからの見上げ
右:吹き抜けから玄関ホールを見る

一階音楽室

左:左官仕上げの浴室
右:四つ角に開く

 
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